お元氣さまです。
松下工業、専務の松下です。
先日、某高校のマナーセミナーの一部で講演をさせていただきました。
その時のご紹介をさせていただきます。
高校生へ就職に向けてのポイントや社会に出てからの話しをしてほしいと依頼がありました。
頼まれごとは試されごとと思い、お引き受けさせていただきました。
メモを取る、面接のポイント、誰の為に働くのか、美点凝視、成長とは、など1時間の中ではなかなか伝えられなかったかもしれませんが、真剣に聞きメモを取っている高校生に熱くなり少し時間オーバーしてしまいました。
その中で、ある先生がメモを取らない生徒に叱っていました。
「メモを取りなさいと言われただろ、メモ取ってないのはダメだな」と言っていました。
その時、生徒は少しテンションが下がっていたので、私が言いまわし方を変え
「ダメだったんだよ、過去形だから!今からやればダメじゃない」
と伝えた所、その後真剣にメモを取りだしました。
講演終了後、生徒たちが私に近寄ってきて
「俺たちダメじゃなかったです!」
と言って来たのですが、変化してくれた事も嬉しかったですが
私も社内での発言に工夫しているかな?
もっと、やる気にさせてあげれているかな?
たまたま、社外だったので言い回し方を変えて言えたと思います。
つい、いつもの環境にいると大事な事を忘れてしまいがちですが人の振り見て我が振り直せという言葉があるように、今回の経験でまたひとつ気づくことができました。
叱ることは成長のために必要ですが、言い方を工夫してやる気にさせることの重要と良い所は素直に褒めてあげたいと改めて思いました。
今回、本当に貴重な経験をさせて戴いた関係者の方に感謝しています。
また、高校生から色々な情報を知りたいと要望がありましたので今後ブログにて紹介させていただきます。
専務取締役 松下より